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【公務員編②】国税専門官の魅力

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国税専門官の魅力とは!?

とりあえず受験してみようと思っても、けっこうな勉強時間を必要とするためモチベーションが下がればすべて水の泡です。しかしながら、国税専門官の魅力を知っておけばすべて解決です。一日中勉強していられること間違いなしです。今回は個人的に良いなと思った部分を紹介したいと思います。

 

 税理士の資格取得が有利になります

10年間務めることによって税理士試験の税法3科目の受験が免除23年間務めることですべての科目が免除になります。税理士会指定の研修は受ける必要があるみたいですがこれはデカイ。(確信)税理士試験は合格率が20%を切るほどの難関であり、試験勉強にも時間がかかりますが、国税専門官は仕事が直接資格取得につながっていきます。これを知っておけば勉強する上でもモチベーションアップにつながるのではないでしょうか。

 

 国税査察官というパワーワード

マルサと呼ばれたりするこの職、裁判所から許可状を取得して差押えなどの強制捜査を行っています。「税務調査官・窓際太郎の事件簿」の窓辺さんは元マルサですね。情報担当と調査担当に分かれ、悪質な脱税者の摘発に尽力している警察みたいな仕事です。うん、かっこいい。(直球)情報担当がマスコミ情報や外部のタレコミから脱税していると思われる会社、個人を絞り、内偵調査などを行った上で、脱税の疑いが強ければ裁判所に捜索、差押の許可状を請求するようです。調査担当が実際の差押えや家宅捜索を行うそうですが、非常にやりがいのある仕事のように思います。

 

 専門知識が鍛え上げられる

税金に関する仕事なので、もちろん相応の専門知識が必要になります。採用されてからは税務大学校で三か月研修がありますが、その後実際に実務経験をつんでから再び研修が待っています。給料をいただきながらめちゃくちゃ勉強できます。最高です。

実際の研修の流れは、

・専門官基礎研修(採用後3か月)

・実務経験(1年)

・専攻税法研修(1か月)

・実務経験(2年)

・専科(7か月)

このようになっています。充実しすぎィ!!

 

 国家一般職、地方公務員に比べて初任給が高い

国家専門職に分類される国税専門官は、他の公務員より初任給が高めです。大卒だとおよそ20万程度で、東京都特別区勤務だと23万ほどになります。今後紹介する予定の裁判所事務官(一般職)も20万ほどですが、公務員で初任給20万を超える職種は少ないので魅力的だと思います。

 

 最後に・・・

4つの魅力を紹介させていただきましたが、実際はもっとあると思います。笑

試験が難しいため、やはりモチベーションが続かないと合格が厳しい試験だと思いますが、このような魅力を知っておくと勉強の原動力になるかもしれません。次回は裁判所職員についてまとめたいと思います。さよなら~~