【公務員編】就職活動について
まず最初に気をつけること!!
公務員の就職活動は民間企業より早めに準備する必要がありました。筆記試験があるからです。国家公務員、東京都Ⅰ類、特別区Ⅰ類、札幌市役所などは、専門科目(憲法、民法、行政法、経済学…)が必須となるため、準備なしでは無駄死にです。ただし、SPIレベルの試験を行なっている自治体もありますのであしからず。これでわかると思いますが、公務員になるための就職活動は「勉強」です。まいったねこりゃ。
おすすめの受験方法
一般的な地方自治体などであれば、教養科目だけで受験可能な場合が多いですが、専門科目を勉強する人、したい人は、
⒈国税専門官or財務専門官
⒉裁判所職員
⒊国家公務員(一般職、総合職)
⒋札幌市役所、東京都特別区など
⒌警察官
これら全て受験するのがベストです。なぜなら、試験問題が似たり寄ったりの可能性が高いので、他の試験で見たような問題が、別の日の試験で出題されることがあるからです。警察官採用試験については、専門科目はありませんが、どの公務員試験よりも早い試験日である可能性が高いので、試験場の雰囲気に慣れるためにも受験することをオススメします。
準備するもの
⑴受験申し込み
⑵試験対策
⑶圧倒的勉強時間
⑷勉強ッッ
⑴受験申し込みについて
公務員試験は、一括して行われるものではなく、それぞれの職種によって受験申し込みの開始日、受験日が異なります。まずは受験したいと思う公務員試験をあらかじめ決めておき、個別に受験案内をチェックしていく必要があります。だいたい公式ホームページから確認できますので、逐一確認しておきましょう。申し込み期間が過ぎていて受験できなかったらまた来年です。悲しいなぁ。ちなみに受験料はかかりませんので応募し放題です。ドリンクバーの感覚で申し込みしていきましょう。
⑵試験対策について
上記のオススメの受験先を併願するのであれば、専門試験、教養試験の両方を勉強していく必要があります。うん、きつい。
どの教養試験においてもベースとなる科目は、
①判断推理、数的処理、資料解釈
②文章理解(現代文、英語)
③時事問題
この3つです。特に①と②で高得点をださなければ合格はおそらく厳しいかと思います。裁判所職員や国家一般職などでは、これらのほかに日本史、世界史、地理、物理、化学などが出題されますが、いずれも正答率が低く、差がつきにくいからです。1492年コロちゃんアメリカ大陸到達くらいでも覚えておいてさらっと流しちゃいましょう。
専門試験においてベースとなる科目は、
①憲法
②民法
③行政法
④ミクロ・マクロ経済学
⑤財政学
これらかなあと思います。法律、経済学は多くの専門試験に共通して出題されるので力を入れる必要があります。得点源になります。たまにクソムズイ問題が出るときもありますが、そのときは鉛筆を転がしましょう。択一式試験に許された特権です。
⑶圧倒的勉強時間について
この科目の多さですでに察しかもしれませんが、そう、勉強時間はゲロぶちまけるほど必要です。おそらく800時間以上は必要だと思います。ちなみにわたしは、500時間くらいの勉強で国家一般職、裁判所職員の筆記しか通過しませんでした。(小声)
やはり国のために働くということは生半可な努力ではダメということなのでしょうかねぇ…いや〜きついっす。とりあえず大学2年生から勉強しといて損はないと思います。
⑷勉強について
私は率直に言うと大学終わりに予備校に通って授業を受けてました。科目数からわかるように、問題集、わかりやすいテキストなどを書店ですべてそろえるとなると結構お金がかかります。予備校もかなりお金はかかりますが、まあどっこいどっこいです。もし、独学で勉強をこなすのであれば、ひたすら過去問を解いた方がいいと思います。テキストだけ読んで理解しても、実際の問題に触れなければ意味がないって講師がおっしゃっていたので間違いないです。(確信)
最後に・・・
公務員きつい、きつくない?次回は国税専門官についてまとめたいと思います、ほなまた。